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BLOG - Sunset & Fishing 夕日好きのプロルアービルダー

平成25年8月8日の夕日

2013年8月 8日

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pm:6.45

 

 いろんなことにかまけている間に、まるでチャプターをすっ飛ばしたかのように季節が進んでいてびっくりだ(笑)
日没時間が1時間ほども早くなっている。

 

今年は栗の受粉期に気候がよかったせいか、卵大まで育ったイガの数がめちゃくちゃ多い。
イガが多いと実のサイズは小さくなるから、あまり喜ぶべき事じゃないな。
でもこの暑さで何パーセントかは落果してしまうだろうな。

 

もうちょっと涼しくなったら、その頃には五十肩も癒えているだろからジョギングも再開して、少しでも体力の衰えを先延ばしにしようとあがくつもりだけど、残された時間だけは延ばしようがないから人生の選択肢もより取りみどりとはいかない。
慎重に選んで、真っ直ぐに邁進して、大きな実りを手にしたいものだ。

 

平成25年7月11日の夕刻

2013年7月11日

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OLYMPUS TG-2

 

 おとといは久しぶりに丸一日単独釣行。
前夜、仕事を片づけるのに手間取って結局一睡も出来ぬまま高速に飛び乗り、途中、渓流へ繋がるインター出口に差し掛かるたびに何度もここで降りようかと迷ったが、当初の目的は遙か彼方の渓流だと意を強くして、カーステレオの音量をガンガンに上げてヨシダタクロウなどをガナリながらなんとか予定のインターまで乗り切ったが、さすがに一般道へ下りたとたんペースが下がって眠くなる。
ローソンの駐車場を拝借して15分ほど仮眠して復活。 午前の一発目から大物が釣れ、1時間半の昼寝を挟んで全体に好釣果に恵まれ、締めくくりにも惚れ惚れするような一発が出て、とにかく楽しい一日だった。

 

ここからは珍しく釣りのサイトらしいテクニカルな話し。
とても美しい渓流で、地元の人との楽しい会話や釣果にも恵まれて一昨日の釣りは大満足だったのだが、それ以上にルアービルダーとして心満たされたのは、自分の設計制作したルアー達のコンセプトや自分にしか分からないだろう微妙なセッティングが、釣りにどういう影響を及ぼすのかが完璧に検証できた釣りだった点である。
新機種もあり、もちろん現行機種や改良版もいろいろと持ち込んでテストを兼ねて釣りをするわけだが、今回の検証点は新しいコーティング材の強度、新機種の動き、改良製品の変化である。
新コーティングは完璧な性能。
弊社製品の耐久性を飛躍的に高めること間違いなし。
新機種も改良品も威力絶大で、人には教えたくないくらいだ(笑)

 

話しが逸れつつあるので元に戻してと...
近頃のハイブリッドカーに代表される国産車の多くを指して「燃費の奴隷」と表現するジャーナリストが多くいる。
世界中のあまたの車を乗りまくってきた彼らの偽らざる心境だろう。
単純に移動手段としての車ならそれで良いだろう。
しかし、自動車には操縦する楽しみという別の価値観が本来あったはずだ。

 

君は「釣果の奴隷」になってはいまいか?
もちろん良く走り、操縦して面白い上に燃費が良いに越したことはない。
ルアーも釣れるに越したことはないが、僕らがやっているのは単なる移動手段としてのモータリゼーションのように、魚を釣るためのルアーフィッシングでは無いはずだ。
釣果を求めるなら、他にもっと効率の良い方法はいくらだってあるし、それらのやり方の中にだってかけがえのない楽しみはある。

 

僕がミノービルダーとして再確認したのは、僕らプロフェッショナルビルダーが目指すべきものは、釣果などでは決してなく、操縦する楽しみや、まだ誰も知らない新たな価値観の提案であるはずである、ということである。
既製のものには無い、圧倒的な存在感やパフォーマンスこそが、カロッツェリアの存在意義であるのと同様、僕らの存在価値は、高いクォリティーと優れた操縦感覚に他ならない。
釣果は僕のおとといの釣行が物語るように、パフォーマンスの結果として付随してくるものだ。
仕事の分野を問わず、目指すべき方向性によってアウトプットは必然的に違ってくるものである...などと、まぁ偉そうに言いつつ、帰りの車で自分を戒めたわけだな。
それにしても年齢にはかなわない、疲労感がハンパ無い二日後の夕刻ですな(汗)

 

平成25年6月29日のsunset

2013年6月29日

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OLYMPUS TG-2

 

 「牛若丸と弁慶」という比喩を用いる時、たいていの人は牛若丸の方に肩入れしているのではないだろうか?
小兵が横綱を打ち負かすと痛快だ。
僕がかれこれもう40年近くOLYMPUSというメーカーに肩入れしているのも、まさにその1点に尽きるのだ。
風車に突進して、時としてその風車を圧倒してしまう。
このメーカーにはそういう武勇伝が数多くあり、現在に至ってもそれは製品の中に脈々と流れていると感じられる。
僕もそういうメーカーになりたいといつも願っている。

 

Automatic

2013年6月17日

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CONTAX TVS DIGITAL

 

はー、しんどかったぞー。
今日は午後から日没後まで野良仕事やったー。
軽い熱中症なのか、ちょいと頭痛がするけど、ポカリがぶがぶ飲みもってやったけん大丈夫だろ。

 

3時間くらい、燃える男の赤いトラクターを運転した後に、我が愛車(去年中古で購入)レガシィランカスターに乗りますと、V8エンジン搭載か?ってくらい滑らかに感じますねぇ(笑)
僕は何ていうのか、カッチリした製品が好きで、ドイツの小型車なんかを好んで乗ってきたけど、そうとう気に入ってた前車フォルクスワーゲンパサートワゴンにも1つだけ足りないところがあって、それは車高なんですな。
腹を擦ってしまえば四駆だってまったく役立たずですがな...(泣)
で、小遣い銭で買えるくらい安くて、そこそこ速くて、出来れば久しぶりにマニュアルに乗りたいし、そんでもって車高高のくるまっちゃ、これしか無かったんだもんね(笑)
ところがぎっちょん、こいつにはなんと副変速機が付いていて、これがクロカンのローレンジほどローギヤードではないからめっぽう使えて面白い。
昔乗ってたビートル以来の2.5Lフラットフォーエンジンも、硬質な官能性ではドイツの水平対向に及ぶべくもないが、燃焼の良い回転域のトルクフルでスムーズな回り方はインラインフォーとは全く違う味わいがある。
クラッチが滑り始めたので、交換ついでにブッシュ、マウント類、フロントストラット、ステアリングラック、タイロットエンド、ボールジョイント、リヤスタビ、タイやなんかを交換して絶好調で帰ってきた。
乗っててとてもおもしろい!
クラッチ繋いでシフトアップダウンするだけでおもしろい(笑)
オートマなんてなんも楽しくないしイライラする。

 

僕の仕事も、製品に求められるキーポイントは実は同じなんです。
便利、安楽、燃費が良い、僕はそんな車に乗りたいとも思わない。
不便でも燃費が悪くても手が掛かっても、キュートで面白くて乗ってて楽しけりゃイッツオーライ。
だから僕は、釣れるルアーなんて作ろうなんて思わない。
キュートで格好良くて、何より使うと操作性に優れてて楽しいのを作るのだ。

 

今日、平成25年6月17日のsunsetは野良仕事の合間に、我が愛機CONTAX TVS DIGITAL(10年落ちですがなにか...笑)絞り優先モードで絞り解放、露出補正マイナス0.7、WBは晴天、フォーカスは無限遠で撮りました。
センサーこそ前時代の遺物ですが、格好良さと、ツァイスTスターレンズと、操作する楽しさという点で、僕にとっていまだこれより魅力的なコンデジは無いのだ。
automaticクソクラエ(笑)

 

ちょっと前のsunset2

2013年6月11日

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CONTAX RX2+Carl Zeiss Planar85/1.4 RVP ちょっと絞った

 

梅雨だというのに、台風も来ているというのに、ほんまに雨が降らんじゃないかー。
今週末は三郎池の「ゆる抜き」だ。
農家は一斉に水田に水を引き、田植え準備に取りかかる。
しかしこれだけカラカラに土が乾いていると、下流側の農家はいつまで経っても水が回ってこないだろうなー。

 

14日は久しぶりにオフショアのマグロ釣りを予定していた。
20kgクラスがけっこう釣れていて、僕もトンと使わなくなって錆び付いた釣竿やリールを引っ張り出しては来たものの、うねりが大きくて出船できそうもない。
初めてだという人が何人かいて、とても楽しみにしていたのにそれが何より残念だ。
僕自身はここ数ヶ月患っている五十肩のせいもあり、いつもとは逆の左手ファイトの右手巻きにならざるを得ず、20kg クラスがバイトしてきたら食わせないようにして、もっぱらカツオでも狙って、釣ったら活き〆して刺身とタタキをたらふく食ってやろうという魂胆だったので、それならばまたチャンスはある。
しかし、キハダの回遊は数年に一度なので、釣らせてやりたかったなー。

 

雨も降らさず、釣りの予定だけは狂わせる、なんとも迷惑な台風だ(笑)