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「鱒の森」

2013年7月29日

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「鱒の森」19号 今回はリップレスミノーの記事です

 

 昨夜は気に掛けていた同世代のGPライダーが、見事8耐で3位入賞することが出来ていたく感動した。
実際に彼が走ったパートは僅かだったが、表彰式でシュワンツに抱えられて男泣きしているチームオーナー(第1ライダー)を見ていると、こちらまで目頭が熱くなった。
また、ケヴィン・シュワンツというビッグネームがチームに与えた影響の大きさを考えずにはいられなかった。
人は、なにか突出した大きさを持つ牽引者がいてこそ、あるいは、かけがえのない目標を精神的支柱にするとき、とてつもない力を出せるものだということをレースを通じて感じさせられた。

 

さて「鱒の森」についてお礼かたがた...
創刊以来、いや、前身の「Troutist」の時代からたいへんお世話になりながら、生来の無精癖とわーわー言うのが嫌いな性分が仇になって一度も雑誌に掲載して頂いたことを何かに書いた記憶がない。
ここらでいっぺんきちんと謝辞を述べねばと思い立ちました。
「いつもありがとう」
だけどこの謝辞は、ほんとはトラウトルアーフィッシング業界への貢献に対して送られるべきだろうなーと思う。

 

市場のボリュームとか推移変遷等の数字的なことは僕には良くわからない。
だが、過度に先鋭化せず、釣った魚の数や大きさとは別の価値観を重視するトラウトフィッシングの風潮というか雰囲気というのか、それを構築してきたのは明らかに「トラウティスト」→「鱒の森」の歴代の執筆者であると僕は考えている。
「トラウティスト」編集長H氏は、既に他業種で手腕をふるっておられるが、現在も某所BLOGでその簡潔で美しい文章を味わうことができる。
トラウティスト時代にもスタッフとして活躍し、そのスピリットの継承者たる「鱒の森」のエディターU君は、非常に優秀な編集者で、ご活躍の程は読者の皆さんが良くご存じの所だ。
僕のような者を扱うにあたっても、おだてたりなだめたりすかしたり、それは見事な手綱さばきで誘導してくれる(笑)
H氏とU君(H氏は年上でU君は年下なのだ)のお二人が、素人のへたくそな文章を添削したり、躓かないよううまくレールを敷いてくれるおかげで何とか原稿を書くことが出来、そのおかげで商売も順調にやって来られたと感謝しています。
メーカーの意向に左右されないなんてことは、この業界だからあり得ないのだけど、彼らの中にはトラウトルアーフィッシングの進むべき道という太い芯が通っていて、それがあるからこそ、同じ雑誌なのに記者によって、加担しているメーカーによって全く違う主張をする、というような筋の通らない雑誌とは一線を画しているわけである。

 

これからも僕は、信頼するU君の理想の実現に何某かお役に立てたらと思っています。
そして、この小さいけれど宝石のように美しいトラウトフィッシングの業界が、道を踏み外さないよう真っ直ぐ進んで行けるよう彼が牽引してくれるであろうと期待しています。
ケヴィン・シュワンツのように...

 

カテゴリー:fishing