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2013年7月 5日
スーパーに買い出しに寄り、タイムセールで1枚120円のフライドチキンを買う。
安いのは胸肉であるからで、帰ってひと口かぶりつくとやっぱりパサパサしていて、おまけにニンニクが利きすぎていて旨くない。
頭の中でジューシーさを追加できる何かを思い巡らせたけど、トマトは生だし、いただき物の桃はあとでゆっくり食べたいし...
はっと思いついたのが裏の成りっぱなしの枇杷だ。
袋掛けも剪定もしないから、毎年小さな実がガラガラとたくさん実る。
たいていは鳥たちについばまれ、残りも人間には食べられぬまま地面に落ちる。
僕の好物は、枇杷、スイカ、いちじく、柿、と子供の頃から慣れ親しんだ果実ばかりだ。
いちじくや柿は放っておいても勝手に成るし、スイカだって植えて水やりさえしておけばそれなりに熟れる。
枇杷だけはそうはいかない。
忙しい忙しいと気が急いてばかりいる毎日だから、どうしても剪定や袋掛けをしようという気にはならない。
ああいうのは老後の楽しみか、土日が休みでじゅうぶんに時間のある人のすることだ。
ピンポン球大の実の中に、グリコアーモンドチョコレート大の種がある。
したがってあらためて説明するまでもなく、果肉は1個につき小さじ1杯ぶんすらもない。
5~6個の実をもいで皮を剥き、種と種を包むちょっと硬い袋状の部分を除く。
まな板に載せ、小さなさいころ状に切る。
ドレッシングを1から作るのは面倒だから、伝家の宝刀「リケンの青じそドレッシング」にお出ましいただく。
果肉と混ぜ、フライドチキンに掛ける。
イヒヒヒー、めちゃうまい!